Windows版 Apache Webサーバのインストールを紹介します。
Apache Webサーバをインストールすることで、ローカルのコンピュータがWWWサーバとなります。
プロバイダのWWWサーバにファイルを転送するまえに、ローカル環境でPerlやPHPスクリプトの動作テストを行いたいときなどに便利です。
ここでは、Windows98にインストールした場合で紹介します。
Apahce HTTPD Project のWebサイトへアクセスし、左メニューのDownload!から from a mirror をクリックしダウンロードページへ進みます。ダウンロード可能なサーバが表示されるので、ネットワークの近いサーバを選びましょう。
Windows版は、httpd -> binaries -> win32 と進みます。いくつかのファイルが表示されますが、ここでは、apache_1.3.22-win32-x86.msiを選択します。
ダウンロードすると、右のようなアイコンで保存されます。(デスクトップに保存した場合)
さきほどのアイコンをダブルクリックすると、画面1の画面が表示されます。Next >をクリックし次に進みます。
ライセンスに関する説明(画面2)が表示されます。
と表示されます。ここで、I accept the terms in the license agreement.を選択し、Next >をクリックします。
ライセンスに同意できない場合は、Cancel をクリックしてインストールを終了しましょう。:-)
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| 画面1:インストール開始 | 画面2:ライセンス |
インストール前の注意事項などが表示されます。(画面3) Next >をクリックし次へ進みます。
ドメイン名やサーバ名、管理者メールアドレスを入力する画面が表示されます。(画面4)
ここで入力するドメイン名は、実在しない仮想のもので構いません。ここでは、私の所有するドメイン名 rev-system.net とインストールするコンピュータ名 jupiter を使い以下の様に入力しました。
Install Apache HTTP Server programs and shortcuts to:では、WindowsのすべてのユーザでApacheを動作させるか、いまこのインストール作業を行っているユーザのみが使用するのかを選択できます。
PerlやPHPの動作確認に利用できれば良いので、Run when started manually, only for me(ユーザ名)を選択し、Next >をクリックします。
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| 画面3:Read This First | 画面4:ドメイン名の設定 |
セットアップタイプを選択する画面が表示されます。(画面:5)
全てをインストールするCompleteとインストールするプログラムを選択できるCustomを選択できます。
ここでは、Customを選択した場合で進めます。Customを選択し、Next >をクリックします。
インストールするプログラムを選択する画面が表示されます。(画面6)
Apache本体と、ドキュメント、インストールするディレクトリが選択(画面6)できます。インストールするプログラムの選択は、MS-Office2000などと同じ形式となっています。
インストールするディレクトリは標準では、C:\Program Files\Apache Group\Apache にインストールされます。違うディレクトリにインストールしたい場合は、Change...をクリックします。画面6aの画面で、インストール先を変更できます。変更した場合は、OKをクリックし画面6でNext >をクリックします。
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| 画面5:Setup Type | 画面6:Custom Setup |
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| 画面6a:Chenge Current Destination Folder |
インストールの準備が整い、画面7が表示されます。 Installをクリックすると、インストール処理が開始されます。
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| 画面7:Ready to Install the Program | 画面8:Installing Apache HTTP Server 1.3.22 |
インストールが完了すると、画面9が表示されます。Finishをクリックしインストール作業を終了します。
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| 画面9:nstallation Wizard Completed |
インストールが完了したので、さっそくApache Webサーバを起動します。
Windowsのスタートからプログラム(P)->Apache HTTP Server->Control Apache Serverと進み、Startをクリックします。
MS-DOSプロンプトが一瞬表示され、Apache Web Serverが起動します。
Webブラウザ(Internet ExplorerやNetscape)を起動し、アドレスバーに「http://127.0.0.1/あるいは、http://localhost/、http://(ホスト名)」と入力します。
ホスト名とは、画面4で入力したServer Name(jupiter.rev-system.net)でNetwork Domain(rev-system.net)の前にある、jupiterに相当します。
以下の画面が表示されれば、Apache Webサーバのインストールに成功しています。
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DocumentRootとは、Apache Webサーバのルートディレクトリです。
例えば、http://www.yahoo.co.jp/index.htmlにアクセスした際に、index.htmlというHTMLファイルが存在するディレクトリを指します。
前述の起動とテストページで表示されたページは、httpd.confという設定ファイル内のDocumentRootで設定されたディレクトリにあるHTMLファイルです。このディレクトリは、(Apacheをインストールしたディレクトリ)\htdocsとなります。標準では、C:\Program Files\Apache Group\Apache\htdocs になります。
ここでは、Webブラウザにhttp://127.0.0.1/と入力した場合に表示させるページをc:\httpd\htdocs以下とした場合を解説します。
Windowsのスタートからプログラム(P)->Apache HTTP Server->Configure Apache Server->Edit the Apache httpd.conf Configuration File
とするとテキストエディタでhttpd.confが開きます。httpd.confは、通常(Apacheをインストールしたディレクトリ)\conf 以下にあります。
他にも設定に関するファイルがあります。しかし、それらは過去のバージョンで利用されていたもので、実際に書きかえるのはhttpd.confだけです。
| <html> <head> <title> Test Page </title> <body> <h1>Apache for Win32 Test Page</h1> </body> </html> |
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プロバイダなどのWWW領域にWebページを持つと、http://www.domainname.ne.jp/~username/というようなアドレスとなります。
このように、ユーザディレクトリに置いたファイルを/~(ユーザ名)/で表示させる設定を紹介します。
ここでもhttpd.confを編集します。
Windowsのスタートからプログラム(P)->Apache HTTP Server->Configure Apache Server->Edit the Apache httpd.conf Configuration File
としてhttpd.confを開きます。編集する箇所は、359行目あたりにある、以下の箇所を書き換えます。
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<IfModule mod_userdir.c> UserDir "C:/Program Files/Apache Group/Apache/users/" </IfModule> |
このままでは、C:/Program Files/Apache Group/Apache/users/(ユーザ名)/ 以下に置いたファイルが/~(ユーザ名)/で表示されます。
先ほどDocumentRootを変更したので、それに合わせてユーザディレクトリも変更します。
ここでは、C:/httpd/usrs/ とします。
設定を変更した後はApache Webサーバを再起動します。再起動は、Windowsのスタートからプログラム(P)->Apache HTTP Server->Control Apache Serverと進み、Restart
をクリックします。
hoge というユーザの場合、C:/httpd/usrs/ 以下に hoge というディレクトリを作成します。
ディレクトリ hoge 以下に、先ほどのindex.htmlなど適当なHTMLファイルを置き、Webブラウザのアドレスバーにhttp://127.0.0.1/~hoge/(ファイル名)と入力することでアクセスできます。
インストールの画面4で設定した、Server Nameのjupiter.rev-system.netでApache Webサーバにアクセスするためには、Server NameとApache WebサーバのIPアドレスを結びつける必要があります。
Linuxなどではhosts ファイルやネームサーバを用いてこの結びつきを実現しています。hostsファイルについては、Windowsにも用意されています。多くの場合、Cドライブの直下である C:\windows\hosts がそれです。
このファイルに、Apache WebサーバのServer NameとIPアドレスを記述します。記述例としてあらかじめ以下内容が記述されています。
# For example: # # 102.54.94.97 rhino.acme.com # source server # 38.25.63.10 x.acme.com # x client host |
行の先頭に # がついているものは、コメントとして扱われます。
ここに、以下の記述を追記します。
これは、Server Nameにjupiter.rev-system.netとした場合です。
127.0.0.1 というIPアドレスはサーバ自信を表すローカルなアドレスです。
| 127.0.0.1 jupiter.rev-system.net |
保存する際には、.txtなど拡張子がつかないように hostsというファイル名とします。
保存後、Windowsを再起動します。
さきほどhostsファイルに記述したServer Nameを、Webブラウザのアドレスバーに入力しアクセスします。
DocumentRootで設定したトップページが画面に表示されます。
上記のhostsで、127.0.0.1 というIPアドレスはjupiter.rev-system.netというServerNameに結び付けるように定義しました。
これにより、http://jupiter.rev-system.net/ にアクセスするとDocumentRootで設定したトップページが表示されます。
次に、http://aqua.rev-system.net/ にアクセスしたとき別のディレクトリをDocumentRootとしてトップページを表示するようにします。
テキストエディタでc:\windows\hostsを開き、新たに以下の一行を追記します。
| 127.0.0.1 aqua.rev-system.net |
httpd.confを修正します。
Windowsのスタートからプログラム(P)->Apache HTTP Server->Configure Apache Server->Edit the Apache httpd.conf Configuration Fileとしてhttpd.confを開きます。
下記のように、NameVirtualHostの # をはずします。
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#NameVirtualHost 127.0.0.1 ↓ NameVirtualHost 127.0.0.1 |
さらに、VirtualHostを設定します。
以下のように、VirtualHostの項目を追記します。
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<VirtualHost aqua.rev-system.net> ServerAdmin webmaster@rev-system.net DocumentRoot 'C:/httpd/htdocs-aqua' ServerName aqua.rev-system.net ErrorLog logs/error_log CustomLog logs/access_log common </VirtualHost> |
DocumentRoot 'C:/httpd/htdocs-aqua' としたので、C:/httpd/htdocs-aqua 以下に置いたHTMLドキュメントなどを http://aqua.rev-system.net/ にアクセスすることで参照できます。
Last Update Thu, 08/21/2003 3:34